大阪震度6弱 負傷6府県計307人 大阪1300人避難
- 2018.06.18 Monday
- 20:58
大阪府北部で18日、震度6弱を観測した地震による負傷者は、総務省消防庁によると午後5時現在、大阪260人、兵庫26人、京都15人、奈良、滋賀、三重各2人の6府県で計307人だった。
大阪府内で260人の負傷が確認。茨木市内が62人と最も多く、自宅の棚から落下した物が頭にぶつかるなどしたという。大阪、高槻、兵庫県尼崎の3市では地震の影響で計7件の火災が発生した。
大阪府災害対策本部によると、大阪市では13棟が一部損壊したほか、茨木市では多数の住宅が全壊や半壊しているとの情報もある。府内では午後8時現在学校や公民館など395カ所に避難所が設けられ、計約1300人が避難している。
また、大阪府は同日、府内13市町に災害救助法を適用したと発表した。避難所運営や衣類、寝具の貸与などにかかる費用については国と府で負担する。適用となるのは、大阪市▽豊中市▽吹田市▽高槻市▽守口市▽枚方市▽茨木市▽寝屋川市▽箕面市▽摂津市▽四條畷市▽交野市▽島本町−−の計13市町。同法の適用は震度5以上程度とされるが、震度5弱だった守口市と四條畷市は断水などの被害があるとして、国と協議して適用を決めた。【津久井達、千脇康平、渡辺諒】
https://mainichi.jp/articles/20180619/k00/00m/040/098000c ※映像有