生きられる社会へ:生活保護の今 「不正受給」取り締まっても 保護必要な人は減らない(毎日新聞バックナンバー)

  • 2013.02.28 Thursday
  • 21:24
 人気お笑い芸人の母親の生活保護受給を批判する報道を機に「不正受給の取り締まりを強化すべきだ」という声が高まっている。一方、不正をなくそうとするあまり、行政がさまざまな理由をつけて保護を受けさせない「水際作戦」を行った結果、保護を受けられなかった人が餓死する事件も相次いでいる。そもそも「不正受給」とは何なのか。そして「本当に必要な人にだけ給付を」と、簡単に言い切ることはできるのか。【稲田佳代】

 ◇貧困から抜け出せる仕組みを

 収入の多い子を持つ親が生活保護を受けている、働けるのに保護を受けている、保護費でパチンコをしている−−。「不正受給」について、こうしたイメージを持つ人も少なくないだろう。だが実際は、これらのどのケースも「不正」には当たらない。

 収入の多い家族がいても、本人が困窮していれば、保護を受けられる。家族の扶養は、生活保護の要件ではない。また、生活保護は憲法25条の「生存権」に基づく制度で「無差別平等の原則」があるため、働ける年齢の人でも、困窮していれば保護を受けられる。さらに、保護費は使い道を限定しておらず、やりくりの範囲でパチンコをしても「不正」とは言えない。

 では、どういうケースが「不正」なのか。

 生活保護法78条は、うそをつくなど不正な手段で保護を受けた人に対し、自治体がその額を徴収できると定めている。10年度は約37億円が返還された。

 この条項に基づく「不正受給」の件数は、10年度で2万5355件。06年度から5年間で1・7倍になった。ただ、受給者の数自体も増えているため、不正の発生率は1・36%から1・80%と、微増にとどまっている。不正額は増えているが、支給額全体に占める不正の割合は、06〜10年度を通して0・3%台と、ほぼ横ばい状態だ。

 生活保護の受給者は、給与や年金、保険金などの収入があれば、自治体に報告する義務がある。収入の一部を控除して、相当額が保護費から減額されるのだ。

 不正受給の過半数は、この義務に違反し、働いて得た収入を申告していない(10年度43・5%)か、少なく申告した(同8・1%)ケース。これに続くのが各種年金の無申告(同27・7%)で、高齢化に伴い増えている。

 不正のほとんどは、課税証明書と収入の自己申告書との突き合わせで判明する。源泉徴収された収入や年金は、受給者が申告しなくても、課税証明書に明記されるためだ。

もっとも、これらの不正には、受給者の息子や娘による「小遣い稼ぎ」のアルバイト収入を、親が把握していないなどのケースも含まれる。保護を申請した時にもらっていなかった企業年金を申告しそびれるなど、悪意がない事例も少なくない。

 そもそも、こうした「義務」について、受給者に十分伝わっていない面も否めない。東京都内の自治体に勤めるケースワーカー(CW)の男性は「受給者への説明に1〜2時間もかかる。伝わりきらないこともある」と話す。

     ◇

 「『働けるのに怠ける人がいるから保護世帯が減らない』というのは大きな間違い」。都内の自治体で15年のCW歴のある田川英信さん(57)は訴える。働ける世代の生活保護受給者は、単に失業しているだけではなく、精神疾患や内臓疾患など、外見からは分からない病気を抱えていることが多いという。

 障害も見過ごされがちだ。田川さんが担当したある男性受給者は、警備会社で工事現場の交通整理の仕事を得た。頑張れば月20万円稼げる仕事だが、ある日会社から「出勤してこない」と連絡があった。軽度の知的障害があったらしく、毎日変わる現場にたどり着けなかったのだ。こうした人たちが、不景気と効率化の中で雇用の枠からこぼれ落ちている。

 健康であっても仕事がない。田川さんがCWになった18年前は、申請に来たシングルマザーに対し、学校の用務員や給食調理員など公務員の仕事を回すことができた。だが、今は公的機関でさえも、人件費を減らすため、民間への委託や非正規雇用化が進み、それも応募が殺到している状態だ。民間がさらに厳しいのは言うまでもない。

 「生活保護が信頼される制度であることは重要だ。だが、不正受給ばかり強調されれば、困窮していても、真面目な人ほど他人の目を気にして保護を申請できなくなってしまう」。CWの指導役「査察指導員」を務めたことがある都内の区職員(54)は懸念する。福祉事務所の前を何日も行ったり来たりした末、やっと申請に来る人は多い。

 では、働く意欲がない人についてはどう考えればよいのか。

 働く意欲がない人の背景には、心を萎えさせる厳しい就職活動の経験があったり、酒やパチンコに溺れる人は依存症など病気だったりする。「生活に困窮するなかで性格がゆがんでしまった人や、話が通じない人もいる。CWは大変だが、受給できなければ命にかかわる」

こうした人たちを自己責任論だけで片付けても、生活保護からの脱却にはつながらない。この職員は、受給者と一緒に生活に困窮した理由と向き合い、共感を示しながら今後の人生設計を考える対応を心掛けてきた。「信頼関係を築くことが不正防止につながる」という信念からだ。

 「窓口に来る人を疑うような仕事は福祉の職員がやることじゃない。支援して保護から脱却できる仕組みを作ることの方が重要です」=随時掲載します

http://mainichi.jp/feature/news/20120723ddm013100034000c.html(毎日新聞 2012年07月23日 東京朝刊)

日本大学芸術学部ロゴ兵庫県小野市の条例案に異論、「パチンコはギャンブル・賭博の類ではない」
まず、ギャンブルとパチンコを一緒にしちゃってるところが問題だなぁ。普通、日本の公営ギャンブルといえば、競馬・競輪・競艇・オートレース・スポーツ振興くじ・宝くじである。パチンコは風営法第23条の定めるところの遊技場であって、雀荘(麻雀店)と同じ第7営業に属する。当然ながら、現金又は有価証券を賞品として提供することを禁じられている。賭け麻雀は賭博罪だけれども、パチンコはギャンブルでも賭博でもないのだ。
遊戯することを禁じることはできないだろう。ゲームセンターも行けなくするつもりなのか。
通報なんてとんでもない。プライバシー保護の観点からもおかしい。何ら根拠のない規制であるといえる。

皇太子さまに「ご退位」勧める論文が大波紋 「第2の人生を選ばれてもいい時期」

  • 2013.02.28 Thursday
  • 18:28
山折氏の論文に多くのメディアが関心を寄せた 山折氏の論文に多くのメディアが関心を寄せた


宗教学者で、国際日本文化研究センター元所長の山折哲雄氏が、月刊誌「新潮45」3月号に「皇太子殿下、ご退位なさいませ」という刺激的な題名の文章を寄せた。皇太子妃雅子さまの病気療養が10年目を迎え、「第2の人生」を選ばれてもいい時期なのではないか、と投げかけている。

思い切った提言に対して、「自分の意志でやめられるはずがない」「このまま雅子さまが皇太子妃としての役目を果たせないのなら、ご退位もやむを得ないのでは」と、議論が巻き起こっている。

結婚のために王位を捨てた英ウィンザー公を例示

「いま、皇室のあり方が揺れている」

山折氏の論文は、こんな1文から始まる。「心が痛む」のが、「憂愁の度を深める皇太子・皇太子妃の沈んだ表情」というのだ。

皇太子妃雅子さまが「適応障害」と発表され、治療に入ってから10年目。2013年6月にはご成婚20年目となるが、その約半分の時間を療養に当てていることになる。これを踏まえて山折氏は、皇太子ご一家のあり方に対して国民やメディアが「かならずしも暖かい眼差しをむけているわけではない」と指摘、「冷たい非寛容な視線へと転じていくかもしれない」と危惧する。そこで皇太子さまはご一家で「いわば第2の人生を選ばれてもいい時期」にきているのではないか」とし、これを「皇太子さまによる『退位宣言』」と表現。大胆な案を提示したのだ。

過去にも、「週刊朝日」2012年11月23日号で同様の発言をしていた。朝日新聞元編集委員の岩井克己氏との対談で、皇太子さまの「退位宣言」に言及。「結婚のために王位と祖国を捨ててフランスに移り住んだ英国のウィンザー公という例があります」と補足している。

皇室典範第3条は、「皇嗣に、精神若しくは身体の不治の重患があり、又は重大な事故があるときは、皇室会議の議により、前条に定める順序に従つて、皇位継承の順序を変えることができる」と定められている。だが皇太子さまはこれに該当せず、ほかに皇太子さまが地位を退くための法的な根拠は見当たらない。「一方的にやめる」というわけにはいかないようだ。

それでも山折氏は、皇太子さまが秋篠宮さまに「譲位」され、ご自身は天皇家ゆかりの地である京都を「第2の人生の場」にされてはどうかと「進言」する。これで雅子さまの病状も回復に向かうだろうというのだ。同氏は「週刊現代」(3月9日号)の取材に「私があの論文(編注:「新潮45」に掲載された文章)を一番届けたいのは、皇太子さまです」と語っている。

雅子さまの回復「長い目で温かく見守っていただければ」

「山折論文」はインターネット上でも反響があった。ツイッターの反応を見ると、「これしか、皇太子ご一家を幸福にする手段はないのではないか」「議論されて良い問題」と理解を示す声が一定数見られた。

メディア上でも賛否が分かれた。「週刊文春」3月7日号には皇太子さまの30年来の旧友が登場し「天皇陛下でさえ定年がないのに、皇太子殿下が『やめた、降りた』って言えますか」と怒りの様子で語ったという。論文では皇太子ご一家が、日本の象徴としての天皇家という「公」の部分よりも、プライベートな家族としての「私」を重視されているようだとしているが、この旧友は「健全な生活があってこそのご公務」と反論している。

「女性セブン」3月14日号も大きく取り上げた。複数の識者からコメントが寄せられているが、高崎経済大学の八木秀次教授は「秋篠宮さまに皇位継承権を譲る」という点に賛成する。「皇太子さまは、ご自分の家族に精神的な重きを置かれているようで、本来、皇太子として果たされるべき役割ができていないように感じるから」という。長期療養が続く雅子さまが、このまま皇太子妃の役割を果たせなければ「皇太子さまのご退位もやむを得ないかもしれない」としながらも、「現実的には難しい」と答えたのは、元共同通信記者の橋本明氏だ。

皇太子さまは53歳の誕生日に先立つ2013年2月22日の会見で、雅子さまが療養10年目を迎えたことについての思いを聞かれ、「快方に向かっている」としながらも「さらに療養が必要です。雅子の回復を長い目で温かく見守っていただければ」と話された。一方、治療が長期化していることで、いわゆる「セカンドオピニオン」を聞くというお考えがないかとの質問には、「東宮職医師団が大変よくやっていただいていますし…今のところセカンドオピニオンという考え方は特にございません」と述べられたという。

http://www.j-cast.com/2013/02/28167456.html?p=allJ-CAST

秋元康さん作詞のシングル売り上げ、歴代1位

  • 2013.02.28 Thursday
  • 07:18

 オリコンは27日、作詞家の秋元康さん(54)が作詞したシングルの総売り上げ枚数が、6859万枚となり、2007年に亡くなった阿久悠さんの記録を抜いて、歴代1位になったと発表した。

 秋元さんは人気グループ、AKB48の作品を手がけているほか、美空ひばりさんの「川の流れのように」やおニャン子クラブ、とんねるずらのヒット曲も生み出してきた。

2013年2月28日07時18分 読売新聞)

D・ボウイ新アルバムに高評価、「ロック史上最高のカムバック」

  • 2013.02.27 Wednesday
  • 22:34
 

:2月26日、来月に10年ぶりとなる新作アルバムを発売する英ロック歌手デビッド・ボウイ。批評家の同アルバムへの評価も上々で、今後ボウイがツアーを行うかに注目が集まっている。写真は2004年6月、プラハでのコンサートで撮影(2013年 ロイター/David W Cerny)2月26日、来月に10年ぶりとなる新作アルバムを発売する英ロック歌手デビッド・ボウイ。批評家の同アルバムへの評価も上々で、今後ボウイがツアーを行うかに注目が集まっている。写真は2004年6月、プラハでのコンサートで撮影(2013年 ロイター/David W Cerny)

 [ロンドン 26日 ロイター] 来月に10年ぶりとなる新作アルバムを発売する英ロック歌手デビッド・ボウイ(66)。批評家の同アルバムへの評価も上々で、今後ボウイがツアーを行うかに注目が集まっている。

 新アルバム「ザ・ネクスト・デイ」は3月11日に英国で、その翌日に米国で発売される(日本発売は13日)。発売まで2週間となる今月26日には英国で各紙が同アルバムのレビューを掲載し、高い評価を付けている。英インディペンデント紙のアンディ・ギル氏は「ロック史上最高のカムバックになるかも」と絶賛。「アーティスト自身のベストな出来であるだけでなく、クオリティーも備えたカムバックアルバムは非常にまれ」だとして、最高点の5つ星を付けた。

 また、英テレグラフ紙のニール・マコーミック氏も最高点を付け、同アルバムについて「情緒的で、エッジの効いた音楽、自身の神話に貫かれた稲妻のようであり、戦争で引き裂かれ、混沌とした21世紀の世界」と評している。

 そして今後の注目は、ボウイがライブステージに戻ってくるかに集まっている。ボウイ自身は公の場にまだ姿を現していないが、ギタリストのジェリー・レオナルドはローリング・ストーン誌に対し、ボウイがツアーを行うのは「五分五分」だと思うと語っている。ロイタージャパン ロゴ

日本大学芸術学部ロゴ♪David Bowie - The Stars(Are Out Tonight)http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=gH7dMBcg-gE#!

DavidBowieVEVO

「非嫡出子は相続半分」見直しの可能性 最高裁、大法廷で判断へ

  • 2013.02.27 Wednesday
  • 20:04
 結婚していない男女の間に生まれた非嫡出子(婚外子)について遺産の相続分を嫡出子の半分と定めた民法の規定が、法の下の平等を保障した憲法に違反するかが争われた2件の家事審判の特別抗告審で、最高裁第1小法廷(金築=かねつき=誠志裁判長)は27日、審理を大法廷(裁判長・竹崎博允=ひろのぶ=長官)に回付した。大法廷へは、違憲判断や判例変更を行う場合などに回付されるため、最高裁が平成7年に規定を「合憲」とした判断が見直される可能性がある。

 民法900条4号は「嫡出でない子の相続分は、嫡出である子の相続分の2分の1とする」と定めている。この規定について7年の大法廷決定は「民法は法律婚主義を採用しており、非嫡出子の法定相続分を嫡出子の2分の1とした規定が著しく不合理で、立法の裁量判断の限界を超えているとはいえない」とした。

 審理が回付されたのは、13年7月に死亡した東京都内の男性の遺産分割をめぐる審判と、同年11月に死亡した和歌山県内の男性らの遺産分割をめぐる審判。いずれのケースについても、家裁、高裁は規定を合憲と判断し、平等な分配を求めた非嫡出子側が特別抗告していた。

 同規定をめぐっては、22年にも別の審判が大法廷回付されたが、最高裁の判断が示される前に和解が成立した。

 裁判官出身の寺田逸郎判事は「法務省在職当時の公務との関係」を理由に審理から外れるため、14人の裁判官で審理する。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130227/trl13022720050001-n1.htm(MSN産経ニュース)

日本大学芸術学部ロゴ実の子であることに違いはない。相続は子どもがそれを放棄したとき以外、同等に認められるべき。

生活保護の人がパチンコ→市民に通報義務 小野市条例案

  • 2013.02.27 Wednesday
  • 16:34
 生活保護や児童扶養手当の受給者がパチンコやギャンブルで浪費しているのを見つけた市民に通報を義務づける条例案を、兵庫県小野市が27日、市議会に提案した。市は「不正受給防止のための、全国的にも例のない取り組み」という。市には「全国に広げるべきだ」「相互監視社会になる」と、賛否の声が寄せられている。

 名称は「市福祉給付制度適正化条例案」。受給者が給付されたお金を「遊技、遊興、賭博などに費消」することを防ぎ、「福祉制度の適正な運用と受給者の自立した生活支援に資すること」を目的に掲げる。

 パチンコや競輪、競馬などによる浪費により「生活の維持、安定向上に支障が生じる状況を常習的に引き起こしている」と認められたり、不正受給の疑いがあったりする場合、市へ情報提供することを「市民の責務」と明記した。保護が必要な人を見つけた場合も、通報を義務づけている。受給者に対しては勤労と節約を求めている。

 国は8月から生活保護について生活扶助の支給額を引き下げる方針。市には、給付額が絞られる中で受給者の自立支援を一層図らなくてはならない、という考えがある。蓬莱(ほうらい)務(つとむ)市長は27日の市議会で「福祉給付制度の信頼確保と受給者の自立した生活を支援することを目的とする。監視強化ではない」と説明した。

朝日新聞社

朝日新聞デジタル



 <生活保護費>ギャンブル浪費を規制 兵庫・小野市が条例案

日本大学芸術学部ロゴ「人間裁判 - 朝日訴訟とは?」
朝日訴訟(あさひそしょう)[ 日本大百科全書小学館) ]ヘルプ

国立岡山療養所に入所中であった朝日茂(1913―1964)が1957年(昭和32)8月、当時の厚生大臣を被告として起こした訴訟。その内容は、生活保護法に基づき厚生大臣が定めた入院患者日用品費基準(当時月額600円)は、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とした憲法第25条と、それを受けた生活保護法に違反するというもの。訴訟の発端は、1956年7月、多年音信のなかった朝日茂の兄が福祉事務所の要求で月1500円の仕送りを約したため、翌月分から生活扶助としての日用品費を打ち切られたうえ、1500円から600円を引いた残り900円を医療費の一部自己負担とし、その残りの医療費についてのみ医療扶助を行うとする保護変更処分を受けたことにある。

一審の東京地方裁判所判決(1960年10月19日)では全面勝訴したが、二審の東京高等裁判所判決(1963年11月4日)は、日用品費月600円はすこぶる低いが違法でないとした。上告後まもなく本人が死亡、養子の健二・君子夫妻が訴訟を承継して争ったが、最高裁判所大法廷判決(1967年5月24日)は、保護を受ける権利は相続できないとの理由で訴訟終了を宣しただけでなく、多数意見傍論は、最低生活をどう定めるかについては厚生大臣に広範な裁量権があるとした。

人間たるに値する生活を営む権利の保障を求める訴訟のゆえに「人間裁判」とよばれた10年にわたる朝日訴訟運動は、憲法第25条の実現を求めるその後の多くの社会保障運動の先駆として特筆に値する。

「中嶋学資保険訴訟」
子どもの高校進学のために学資保険の保険料を毎月の生活保護費から捻出したことは、収入認定対象の資産ではない。
生活保護法の趣旨目的にかなった目的と態様で保護金品等を原資としてされた貯蓄等は,収入認定の対象とすべき資産には当たらないというべきである。(平成16年3月16日最高裁判決)

http://www7.ocn.ne.jp/~seiho/Entscheidungen/nakajima_3ins.html(判決文)



JXと出光、ガソリン・灯油など相互供給へ

  • 2013.02.26 Tuesday
  • 20:43
 石油元売り大手のJX日鉱日石エネルギーと出光興産は26日、ガソリンや灯油、軽油など石油製品を2014年度から相互供給することで基本合意した。
 元売り各社に事実上、精製能力削減を求めるエネルギー供給構造高度化法への対応で、両社は製油所閉鎖を決めており、手薄になる地区での安定供給を維持するためライバルと組む。

 JXは大分製油所(大分市)から出光へ、出光は北海道製油所(北海道苫小牧市)からJXへ、年230万キロ・リットルを供給しあう。JXは室蘭製油所(北海道室蘭市)、出光は徳山製油所(山口県周南市)での精製を14年3月末に停止するが、今回の相互供給で、停止する製油所の出荷量の約半分をまかなえるという。

民法に「約款」条項新設 120年ぶり改正試案

  • 2013.02.26 Tuesday
  • 20:17
 写真民法改正に向けた中間試案をまとめた法制審議会・民法債権関係部会=26日午後、法務省


法相諮問機関の法制審議会・民法債権関係部会は26日、民法改正に向けた中間試案をまとめた。保険や携帯電話などの加入時に企業側が契約条件として示す「約款」に関する規定を新設。賠償金の支払いが遅れた場合に上乗せされる法定利率に変動制を導入し、現行の年5%から当初年3%に引き下げると明記した。

 1896年の制定以来、約120年間、大幅な手直しがない民法の債権分野を、時代に即し国民生活や経済活動に見合った内容にするため、2009年に当時の民主党政権の千葉景子法相が諮問し検討を重ねてきた。

 法務省は4月からパブリックコメント(意見公募)を実施し要綱案づくりを進める。

(共同)

織田裕二主演の深夜ドラマが白紙に!?

  • 2013.02.26 Tuesday
  • 18:00
織田裕二主演の深夜ドラマが白紙に!?
拡大写真



 このところたびたび俳優の織田裕二がフジの土曜午後11時枠で2年ぶりの連続ドラマ「ぴえろ(仮題)」に出演することが報じられていたが、発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)が出演が白紙になったことを報じている。

 ドラマの出演は織田の方から「ギャラは3分の1でもいい」とかなり意欲的に提案したとされていたが、同誌によると織田の“持ち込み企画”とあって、制作サイドには「視聴率を気にせず、自由にやっていい」という好条件が与えられていたという。しかし、深夜ドラマなので制作費の問題があり、1本2000万円で作りたい制作サイドに対し、織田のアイデアを取り入れると1本あたり5000万円はかかってしまうため意見がどうしても噛み合わず。最終的に織田が「この話じゃイヤだ」と降板。ところが、企画自体を変更するわけにはいかず、織田の代役として個性派俳優の古田新太を起用することになったという。

 「このところ、織田は危機感を感じているようで、大ヒットドラマ『東京ラブストーリー』を意識したようなコミカルなCMや、犬の“コスプレ”でのCMに出演したりしてイメージアップを図っている。それだけに、ギャラを下げてでも主演ドラマの仕事がほしかったようだ」(テレビ関係者)

 とはいえ、織田の主演作となると、共演者探しに骨を折ることになるというのだ。

 「織田はとにかく、自分の思い通りにやらないと気が済まず、かつては『踊る大捜査線シリーズ』で共演した柳葉敏郎との確執が大々的に報じられた。最近は織田の主演ドラマ『外交官 黒田康作』で共演した女優の柴咲コウがさんざん織田に台本をいじられ、同ドラマ以後織田を“共演NG”にした。これまで織田と共演した女優だと、現状で問題なく織田と共演できそうなのは『踊る−』シリーズで共演していた深津絵里ぐらいしかいない」(週刊誌記者)

 ならば共演者がいらない“1人芝居”でも良さそうだが…。

自称「武田信玄の末裔」のギャル系モデルに“虚言癖”疑惑が浮上

  • 2013.02.26 Tuesday
  • 17:40
 自称「武田信玄の末裔」のギャル系モデルに“虚言癖”疑惑が浮上
※イメージ画像:武田あんりオフィシャルブログより

ギャル系ファッション誌「小悪魔ageha」(インフォレスト)に登場した“武田信玄の末裔”を名乗る読者モデル・武田あんり(23)がネット上で話題になっている。彼女が注目されたきっかけは、Twitterユーザーによる「小悪魔agehaを久しぶりに読んだら、とんでもない勢力が参入してる…」というツイート。つぶやきに添付された誌面画像には、金髪の巻き髪に大きなリボン、ヒョウ柄のボトムというギャル姿の武田が写っており、その横には「武田信玄18代末裔(23歳)」というインパクトあり過ぎな肩書きが記されている。

 この画像は瞬く間にネット上で話題になり、それを受けてファッション系サイト「モデルプレス」が直撃インタビューも掲載。記事では、信玄の末裔という肩書きの真偽について「よく言われますが本当です!」ときっぱり回答。「親や親族が結婚相手の血筋を気にするので、それが大変」と苦労を語り、「武田家の武田菱の代々のお墓があります。血が濃いせいか、親族みんな顔が似てます」とも告白した。モデルだけでなく別の仕事もしているらしく、実家のある埼玉県でキャバクラやガールズバーなどの飲食店3店舗を経営していると明かしている。

 異色の読者モデルとして話題沸騰状態になっているが、程なくして一部で「武田信玄の末裔」という肩書きに詐称疑惑が浮上。これは武田の本名が「鈴木」であったことに端を発した疑惑だったが、彼女は自身のブログで「ひいじぃちゃんまで武田姓だったんだけど、おばぁちゃんが鈴木さんと結婚して、お父さんが鈴木になったわけです」「でも事務所の人がせっかく信玄の末裔なんだし、武田にしようぜいみたいなかる〜い感じで途中から改名みたいな(笑)」と説明している。

 だが疑惑はこれで終わらず、甲斐武田家の末裔らで組織する「武田家旧温会」が公式ブログで「自称、武田信玄公18代末裔と話題に上がっているモデルの方につきまして、甲斐武田正統家出身の方にその様な方はいらっしゃいません」とアナウンスする事態に発展した。武田信玄には7人の息子がいたが、自害や戦死などによって大半が早世しており、子孫が現在まで続いているのは二男・信親と七男・信清の家系のみ。そのうち、正室の子であった二男・信親の家系は「甲斐武田家」と呼ばれ、武田家最上位の正当な子孫であると認められているという。

 この旧温会のアナウンスによって、少なくとも武田あんりは正当な「武田信玄の末裔」ではないと一刀両断されたことになる。ただし、七男・信清の家系「米沢武田家」の血筋である可能性もあり、全くのウソだとは断言できない。しかし、武田に虚言癖があるという疑惑も浮上しており、そもそも武田家の関係者であるかどうかも怪しいという見方まで噴出しているようだ。

 彼女のブログには、それをうかがわせる記述が多数あり、実家が白のリムジンを所有しているという記事が画像付きで掲載されているが、この画像は他のブログから転載したものであったことが発覚。さらに、取り寄せしたという豪華なシャンデリアやキッチンの画像なども、他のサイトから転載したものであったことが判明している。それをさも実家や自分のものであるように記述しており、これが虚言癖疑惑へとつながったようだ。

 見栄を張るために虚言を繰り返す者が、特別な血筋であると自称するのはよくあるパターンではある。武田もそのようなタイプなのだろうか。また、一部では「業界関係者が真偽を確かめずに彼女を『信玄の末裔』として売り出そうとしたようだ」(出版関係者)という情報も流れており、事務所ぐるみの売り出し戦略の一つとして武田家の血筋を自称した可能性もありそうだ。

 現在、武田のブログには「ウソつき」「死ね」などの批判コメントが殺到し、炎上状態となったため、管理者の承認なしではコメントが反映されない仕様になっている。良くも悪くも話題になっていることは間違いないだけに、これを機にブレイクするのか、炎上の末に消えてしまうのか、今が瀬戸際といえそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)

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